関東同窓会(ちくま会)会員の皆様へ

令和5年11月吉日
上田千曲高等学校関東同窓会
会長 中村 享二(機44卒)

長野県上田千曲高等学校同窓生の皆様方におかれましては、ご清栄のこととご推察申上げます。 去る、10月8日実施の関東同窓会総会にて会長に選任されました昭和44年機械科卒業の中村享二で御座います。人生経験豊富で且つご見識の高い前杉崎会長の後を託され、身の引き締まる思いでおりますがお引き立て賜ります様、何卒よろしくお願い申し上げます。
関東同窓会は今から半世紀少し前、往時の高度成長期の中、故郷を後にし首都圏の地に赴いた先輩諸兄の皆様方、そしてそれを支えた先生方との”草の根交流会”がルーツと聞き及んでおります。それが専門科を持つ母校の特色を生かした科単位の集まりから、科を超えた学校単位、更には関東全体へと広がり今日に至っております。 今、我々を取り巻く世情は国の内外を問わず、残念ながら先の読みにくい、不確定な状況となっております。その結果、ややもすると個々の考え方や価値観第一の行動が主体となりがちであり、窮屈でもあり、格差・分断・紛争等の基ともなって来ております。 その様な状況の中、多感な青春時代の一時期を共有した者同士”同窓”と言う清涼剤にふれ、本来の姿に戻れる”場”は我々の人生の中でも大切なものではなかろうかと思います。 関東同窓会としましても皆様方に同窓会活動に奮ってご参加頂き、開かれた場を提供すると同時に、「集まってよかった」「楽しかった」と言う会としてさらに邁進すべく尽力してまいる所存でございますので、よろしくお願い申し上げます。

敬具