
新たな50年に向け
令和7年1月1日
関東同窓会 会長
中村享二(昭和44年機械科卒)
新年明けましておめでとうございます。関東在住の同窓会員の皆様には、ご清栄のこととお喜び申し上げます。
ここのところの我々身辺を見渡しますと、日常生活面から国の内外の政治・経済情勢に至るまでややもすると悪化の方向に大きく揺れ動いておりますが、年も改まる事によりそれら諸々が収まり平穏な世の中になってほしいと願うのは私だけでしょうか。
さてその様な中、我関東同窓会(ちくま会)においては2024(R6)年、会設立55年、総会実施50回の節目を迎え、去る10月の総会に合せ「関東同窓会第50回記念大会」と銘打ち会員作品展も同時開催し、又母校より大工原校長先生にもご臨席いただき挙行いたしました。約半世紀前の会設立当初程の大人数とはいきませんが関係者も併せ約40人程にご参加頂きました。身の丈に合せたアット・ホームな開催となり、ご参加された皆様方からは出展者の日頃のご研鑽状況が表出された作品展初め、懇親会を盛上げた各種アトラクション、更には会員同士の交流促進等々、大変お楽しみ頂いたことに感謝の声も頂き好評裏の上、次の50年に向けて高らかに締める事が出来ました。
尚、50回と言う区切りを迎えたちくま会ですが振返ってみますと我々を取り巻く環境は「高度成長から低成長へ」「失われた30年」「少子高齢化・核家族化の深化」「コロナ禍」「経済・社会状況の変化」「世界情勢の不透明化」等々にも少なからず影響を受け、決して平坦な道ではありませんでした。又これからの50年も更に様々な試練、課題が予測されます。しかしながら諸先輩から引き継いだこのちくま会は「卒業生である会員の皆様に集まって頂き楽しんで頂いてこそであり、且つ継続が大切である」と理解しております。
その為には”出来ない理由”ばかり言っていても始まりません。今現在、そしてこれからも我々の前に立ちはだかる”壁”としての諸課題克服に向け皆様方と共に役員一同知恵を出し合い”参加した人は楽しめる”ちくま会を更に推し進めて行きたいと思います。
我々を取り巻く状況も、身近な暮らし周りから世相、世界情勢、更には気候変動迄、予断を許せないものとなって来ております。皆様方にはそれらへの備えを行うと共にお身体ご自愛頂き、同窓会活動にお気軽にご参加下さい。お待ちいたしております。
敬具