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季節だより 「みごとでした-神宮外苑銀杏並木見聞記-」

「みごとでした-神宮外苑銀杏並木見聞記」
令和3年12月5日
事務局長 中村享二(昭44機卒)

今年は例年になく晴天・小春日和が続くので師走に入った晴天の平日「もう遅いかな!」と思案しつつ女房と連れ立って神宮外苑は銀杏並木の”黄葉”を見に出かけてみました。
(”黄葉”はつい先日の新聞コラムから拝借、更に温暖化の影響か東京の黄葉は昭和30年初頭では10/26日だったのが昭和60年時の平均は11/17日、そして今は11/23日だそうです)
我が家からJRを乗り継ぎ信濃町駅から外苑に向かうと歩道橋前後の銀杏が丁度見ごろ!何だか期待が持てそうです。そんなことを話しながら絵画館前の広場に出ると先方に円形の大きな建物! !「あっ、あれがこの夏のオリンピックの為に新装なった国立競技場か、ちょっと見ていこうか」と言う事で近くへ。”でかい”そして外装が何段かの植栽と木材を使ったデザインでなるほどさすが、隈研吾と感心しました。
それから日本一となったヤクルトスワローズショップや野球、ソフトボールグランドを横目にいよいよ銀杏並木へ到着です。平日なのでメチャ混みでもなく丁度いい感じの人出、並木の下ではオリジナリティのある花嫁衣裳のカップルが二組、笑顔が幸せそうでした。(内心、あんな時も有ったなー・・・黙)

みごとな黄葉を堪能して青山通りの信号へ、近くの説明板や石碑を見ると「銀杏とは地球上最古の現生樹種で一億数千万年前、恐竜の頃より生息していたとは驚きです。
又、この銀杏は新宿御苑(信州高遠藩の上屋敷跡)から採種したものとの事です。そして東京都の”木”が銀杏だそうです。長野県は”白樺”、自分のいる埼玉県は何だっけ? ?すみません! 」
そうこうしている内に昼時に、すぐ近くのレストランへ。なんだか行列が出来ているが聞いてみると即入れて、しかも2F並木ビューばっちりの窓側特等席にご案内されます。女房はビール、私はワインで”乾杯” ! ゆっくりと食事をしながら、ふっと思うとこの場は明治神宮外苑、まだ時間も有る事だし「ここは“本家本元”の明治神宮に参拝して帰るのが筋ではないだろうか、更にそう言えばいつお参りしたか記憶も定かでない」と言う事となり明治神宮に向かう事にしました。

こちらも平日の昼過ぎ、人はまばらでした。日本一の木造大鳥居を抜け本殿に”参拝”そして女房は恒例の”御朱印帳”を頂きました。明治神宮に来てここで帰るのは”素人”です。本殿の北方、北池周辺は知る人ぞ知る広々とした芝生広場で市民憩いの場です。
広大な叢林を抜けてそこまで少し散策します。広場につくと一気に視界が開け紅葉も見事でした。
林の向こうにはビル群が、あのバベルの塔に例えられるドコモタワーも間近にニョッキリです。
少し歩いたけれど丁度いいウォーキングと目の保養で体も心も満足、そしてワインとステーキでお腹も大満足の晩秋(初冬?)の一日でした。

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